GORILLA BISCUITS,RIVAL SCHOOL のWalter Schreifels率いるQuicksandが2017年に復活後初のアルバム『Interiors』に続き、最新作『Distant Populations』をリリース。
2018年以降4年ぶりの来日決定!
サポートギターには、CAVE INのStephen Brodskeyが参加。
QUICKSAND
JAPAN TOUR 2022 2022/11/12 at SHIBUYA GRIT
with Endzweck / DRUMKANNEW 2022/11/13 at SHIBUYA GRIT with The Firewood Project / 真空ホロウ OPEN 17:30 START 18:00 開場、開演時間が変更になりました。 タイムテーブルをご確認ください。 ※開場開演時間は変更となる 場合もございます。
– 当日券の販売決定 –
QUICKSAND JAPAN TOUR 2022 がいよいよ明日、明後日開催! 両日とも若干の当日券販売が決定! 物販も含め販売は16時からです! 今週末は渋谷GRITにお越しください! |
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前売りチケット ※入場時、別途ドリンク代必要 |
スタンディング チケット |
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オフィシャル 先行発売 (特典付き)5月27日 18時 ~ 6月3日 e+ ※当日会場でのお渡しになります。 |
5800円(税込)
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オフィシャル 2次先行発売 6月8日 18時 ~ 6月17日 e+ |
5800円(税込)
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オフィシャル PG先行発売 6月20日 18時 ~ 6月27日 ローチケ |
5800円(税込)
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一般発売 7月1日 10時 ~ |
5800円(税込)
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当日券 11月12日 16時 ~ 11月13日 16時 ~ |
6500円(税込)
ドリンク別 |
Ticket now on sale
11.12.2022 at SHIBUYA GRIT
11.13.2022 at SHIBUYA GRIT
OPEN:5:30pm START:6:00pm
Pre-sales Ticket 5,800Yen (withpout Drink)
主催 weaverweaver records
制作 ETB RIGHTS
協力 株式会社マイコール
公演に関するお問い合わせ weaverweaver records
チケットに関するお問い合わせ 各プレイガイドへお問合せください
公演オフィシャルサイト https://waver-waver.com/quicksand2022
QUICKSAND オフィシャルサイト https://www.quicksandnyc.com/
当選者の発表は当日会場にて、チケットに記載の整理番号にて発表させていただきます!
チケットのご購入はお早めに!
『Distant Populations』
- 1. Inversion
- 2. Lightning Field
- 3. Colossus
- 4. Brushed
- 5. Katakana
- 6. Missile Command
- 7. Phase 90
- 8. The Philosopher
- 9. Compacted Reality
- 10. EMDR
- 11. Rodan
2017年のInteriors以来となるクイックサンドのアルバムDistant Populationsの最も注目すべき点の1つは、その曲全体を貫くテーマが、まさに今、タイムリーで先見の明があるように聞こえることである。長寿バンドのように思慮深く、疾走があり、パワフルなDistant Populationsを構成する11曲は、ストレスで閉塞したこの1年の出来事によって膨らむ感情的な響きを持っている。
Schreifelsは「新しいアルバムに共通するテーマがあるとすれば、それは誰もが互いにつながっている一方で、とても離れていて、あらゆることにびくびくしていることである」と語る。
その一見矛盾したところに、Distant Populationsの核心があるのかもしれない。このタイトルはアナーコクラストパンクバンドとして知られるNauseaのFallout (Of Our Being)で使われたdestitute populationsという歌詞に由来する。というのも、歌手の癖のあるアクセントによってSchreifels が歌詞をdestitute populationsをdistant populationsと聞き間違えたのである。また、それはコンセプトにぴったりであった。―僕たちはお互いのSNSをチェックして、みんなが何をしているか知っている。でも、同じ部屋にいても見ているのは自分たちのスマホなんだ。と悲し気に皮肉まじりにいった。
全曲を通して、個人的な関係性と大衆社会の一部としての存在という、特異な二面性が、力強く、驚くべき感情的インパクトをもって考えられている。また、”Colossus”などの曲では、切れのある鋭い歌詞が印象的である。そして、いつもは言わないような何か誰かからの疎外感や、常にある孤独、いずれにせよ巧妙かつ明確に表している。バンドは、これらの感情と、彼らがもつ荒れ狂うように力強い音楽性を結びつけるため、あなたは本当に忘れることのできない、まさしくタイムリーな音楽体験をするだろう。
Quicksandにとって4枚目のフルアルバムとなるDistant Populationsは、1995年のManic Compressionから22年の歳月を経て制作されたInteriorsに続く作品である。Interiorsは、バンドをパワフルで現代的な存在として再定着させることに成功し、批評家からも高く評価され、待つだけの価値があると評価された。ベーシストのSergio Vegaは「当時、僕らが意識した唯一の挑戦は、長い間待つ価値のあるレコードを作る必要があったことだ。でもそのおかげで、今日の自分たちのあり方がわかった気がした。僕たちは、自分たちのスタイルに何が合うかを知っていて。それをもとに発展させていくことができるんだ」と語った。
Quicksandにとって曲作りそのものは、決して小さな過程ではなかった。Interiorsのリリース後、バンドはアメリカ、ヨーロッパ、日本、南米と世界各地でツアーを成功させ、その過程でバンドを完全に再構築した。Schreifels, Vega, and Alan Cageの3人は、次のアルバム制作に向けて、サウンドチェック、即興演奏、ショーのリハーサルなどを丹念に録音し、その結果をまとめた。Schreifelsは、「結局、レコードを作ることになったとき、僕たち全員にとって最もエキサイティングだったものを編集して、そこに再び焦点を合わせて、そこから魔法を取り戻すことができるかどうかを確かめたんだ。」と語っている。
プロデューサーであるWill Yipは、Interiorsでの素晴らしい仕事をバンドに高く評価され、このプロジェクトに大きく貢献した。
Schreifelsは「 Willはとても頭の中が整理されていて、几帳面でありながらも同時に彼は新しい思想を取り入れ与えるほど完璧なんだ。そして彼は、僕らが追い求めることにとても協力的なんだ。それもまったく、しぶしぶな感じはしないんだ。それに、彼が素晴らしいミュージシャンであることも忘れちゃいけないね。彼の音楽への意見はバンドの誰もがリスペクトを払っているんだ。とくに、僕ら三人は数多くの意見をもらって助けられたんだ。」と語った。
Distant populations going nowhere
So far away from us, you wouldn’t know where
Opposite of you, opposite of me
Generations leveled and taken by the sea
–from “Inversion”
Distant populationsの音楽性はファーストトラックのInversionにすでに明確に表れており、Quicksandの最近の曲の特長を象徴してしてるともいえる。歌詞は様々なレベルで機能しており、VegaはSchreifelsの作詞作曲の「綿密さ」を評価している。彼は「歌詞は解釈の幅が広く、様々なレベルで聴く人の心を打つんだ」と語った。さらに、「私はそういう歌詞が一番好きなんだ。」と言った。
そして、そういった歌詞は曲自体を激しく鼓動させる。
「あれは最後にできた曲のひとつなんだ。」とSchreifelsは言う。「とても原始的なサウンドで、とてもベーシックな2つのパートからなる曲だったんだ。特にそれはInteriorsや他の僕らの初期の作品とは大きく異なるものだった、たぶん以前はもっと複雑なものを好んでいたと思うから。僕らはとても基本的なことをしたんだ。それに歌詞このアルバムにぴったりだったと思うよ。
Schreifelsが個人的に気に入っているのはMissile Commandで、この曲はリハーサルのセッションから生まれたと彼は回想する。「この曲は、Sergioらしさを非常にシンプルに表現している。彼とAlenは、トレードマークのようなグルーヴを持っていて、それがこの曲でとてもよく出ていると思う。この曲は、僕ららしい曲だと思うんだけど、まだ書いていなかったんだ。だから、この曲は本当に誇りに思っているんだ。」
Distant Populationsには全部で11曲が収録されいているが、どれも4分には届いていない。しかし、それを感じさせない。このアルバムは、深みがあり、中身が充実しており、テーマも現代的である。
「僕は、音によってこのアルバムは本当に力強い主張があると思うんだ。」とVegaは言う。さらに「ミキシングの仕方にもよる。ミックスによって主張が増したということもある。でも、曲のトラッキングを見ると、多くの曲が3分以下なんだよ。それが、本当の意味での力強い主張をも生み出しているんだ。」と言った。
Vegaが言った主張というのはDistant Populationsの最終トラックであるRodanで最高潮を迎える。この曲は、50年代後半の日本のホラー映画で有名な空飛ぶ怪物から名前を取ったもので、アルバム全体が表す感情によくマッチした、心をつかむアルバム・クローザーと言えるだろう。
「今のニュースを見ていると、基本的には恐怖心を煽るようなことばりだ。」とSchreifelsは言う。「そして、そこがポイントなんだ。わかるかな?彼らがあなたを脅かすような新しいものを考えるまでね。Rodanが翼をたたけば、家が倒れ、人々が死に、潰される。でもRodanは、あなたに危害を加えようとする他の怪物からあなたを救っただけかもしれない。」
「私たちが今生きている現代というマクロな時代だけでなく、自分自身の生活体験の中でそれがどのように働きかけ、どのように影響を受けるのか、僕が感じていたことを捉えようとしているんだ。そういう感情やコンセプトが私を動かしていたんだ。極論に走ったり、F*** Donald Trumpみたいな細かいことを言ったりするのはやめてほしい。言いたいことはわかるでしょ?こういう問題って多くの人がこのような恐怖に駆られて生きていているんだ。もちろん、僕も例外ではないんだ。」
Distant Populationsというタイトルには、最後の皮肉が込められているのかもしれない。実際、Quicksandがこの曲を録音したのは、まさにファンから遠くはなれた場所である。これらの曲のうち、ステージでライブ演奏されたものは1曲もない。バンドは秋の公演を控えているが、Quicksandがすぐに公演に出ることを祈っている、とSchreifelsは言う。 おそらく、バンドのキャリアの中で最も記憶に残るライブになることだろう。
最後に彼はこう付け足した。「僕たちはは現段階では満足している。このレコードに興奮しているんだ。そして、みんなに知ってもらいたいんだ。」
One of the most remarkable aspects of Distant Populations—Quicksand’s first album since 2017’s Interiors—is how timely and prescient the themes running throughout its songs sound at this very moment. Thoughtful, driving, and powerful, like the long-lived band itself, the 11 tracks comprising Distant Populations have an emotional resonance that is only amplified by the events of the past stressed-out, locked-down year.
If there is a recurring theme running throughout the new album, it might be this: “Everyone is on the one hand so connected with each other,” says Schreifels, “and on the other hand is so far apart, and so freaked out about everything.”
That seeming contradiction may lie at the heart of what Distant Populations is all about. The title comes from a lyric from anarcho-crust punk band Nausea’s “Fallout (Of Our Being)” about “destitute populations”; because of the singer’s thick accent, Schreifels misheard it as “distant populations” and instantly connected with that concept. “So we’re checking out each other’s social media and we know what everybody’s doing,” he says, pointing out a sad irony. “But when we’re sitting in the same room together, we’re looking at our phones.”
That peculiar duality—our simultaneous existence in individual relationships and as part of mass society—is examined with power and surprising emotional impact throughout all of the tracks here. Cutting and sharp lyrical passages pop out on tracks such as the throbbing “Colossus”: “A new life/ We’re never meant to feel completed/As long as we’re here/It doesn’t matter what for” And alienation—from whom or what often going unsaid—and loneliness are touched on regularly, whether subtly (“Sometimes it’s better just to keep on traveling” from “Phase 90”) or stated plainly (“Living just around the corner/Share the same existence/Doesn’t make a difference/Deconstructed, isolated” from the closing track “Rodan”). Combine those sentiments with the most sweeping, powerful music the band has ever created, and you’ve got a truly unforgettable, extremely timely listening experience.
Distant Populations, just the fourth full-length album of Quicksand’s career, comes as a comparatively swift follow-up to Interiors–which itself came a full 22 years after its predecessor, 1995’s Manic Compression. Critically lauded and deemed very much worth the wait, Interiors succeeded in reestablishing the band as the powerful and contemporary entity they had always been. “Our only conscious challenge for that period, really,” says bassist Sergio Vega, “was that we felt like we needed to make a record that was worth waiting that long for.” Its success proved that they met that challenge, and, he adds, “galvanized by that, we felt like we know what we are today. We know what fits in our template. And we can build off that and expand on that.”
And expand they did. Distant Populations has a punchier, more up-tempo sound than its predecessor; its 11 songs are concise, carved sonic jewels boasting not a single wasted note; and its raw power, its gripping lyricism, leaps out from the very first listening. It is a striking step up for the band.
The songwriting itself had been no minor process: Following the release of Interiors, the band successfully toured around the world, hitting the US, Europe, Japan, and South America, and in the process fully re-established their chemistry together. Looking forward to making the next album, the three of them—Schreifels, Vega, and drummer Alan Cage—had methodically recorded various soundchecks, improvisations, and show rehearsals, and compiled the results. “Eventually, when it came time to make a record,” Schreifels says, “we would just edit down to the ones that were most exciting to us all, and then refocus on them and see if we could recapture the magic from it.”
Greatly aiding in the process was producer Will Yip, whose masterful work on Interiors had been much appreciated by the band.
“Will has a very organized, systematic mindset,” says Schreifels, “but with that, the perfect complement of that is that he is very open-minded and giving. He’s like super down for whatever you want to pursue, and not begrudgingly. And he’s also a great musician. So everyone within our little organization respects his opinion musically, and especially with the three of us, having that extra opinion that we all respect is really helpful.”
Distant populations going nowhere
So far away from us, you wouldn’t know where
Opposite of you, opposite of me
Generations leveled and taken by the sea
–from “Inversion”
The artfulness at work on Distant Populations is evident from its pounding opening track, “Inversion,” which may encapsulate all that is distinctive about Quicksand’s current music. The lyrics work on a variety of levels, for which Vega credits the “meticulousness” of Schreifels’ lyric writing. “They’re so open to interpretation, and they kind of hit you on a lot of levels,” he says. “I like those kind of lyrics best.”
And, like the lyrics, the music itself pounds.
“That was one of the last songs we came up with,” says Schreifels. “And it was just very primal sounding and very basic, you know, just like two parts. Especially in contrast to Interiors or even our earlier work, you know, where we would tend toward the more complex, I think. I thought it was really cool that we were in a place where we could step back from that, and didn’t have to bells-and-whistles it all out. We kind of did something pretty basic. And I think the lyrics set the tone nicely for the record.”
Another personal favorite of Schreifels’ here is “Missile Command,” a song that, significantly, emerged from a rehearsal jam, he recalls. “It really kind of focuses on Sergio’s whole motif in a very simple way. He and Alan just have this really kind of trademark groove, and I think that really sings on that one to me. I just felt like it’s a kind of song that is very us, but we hadn’t written it yet. So I’m really proud of that one.”
There are a total of 11 tracks on Distant Populations, and not one hits the four-minute mark. But you wouldn’t know it. The album is deep, brimming with substance, and thematically about as contemporary as it gets.
“Sonically, I think this album has a real urgency,” says Vega. “Something in the way that it was mixed. Partly it’s the mix that increased the urgency. But when I look at the song tracking, a lot of songs are under three minutes, right? And that creates a real sense of urgency as well.”
Appropriately, the urgency Vega speaks of reaches its crescendo in Distant Populations’ final track, “Rodan.” A throbbing, monolithic piece much in keeping with the album’s overall emotional landscape—and it is a gripping album closer—the track takes its name from the flying monster of late ’50s Japanese horror film fame.
“If you watch the news right now, it’s essentially a whole bunch of things that are going to scare the crap out of you,” says Schreifels. “And that’s the point of it. You know what I mean? Until they think of the new thing that’s going to scare the crap out of you. If Rodan beats his wings, you know, houses fall down and people die and get all crushed–but Rodan might have just saved you from some other shittier monster that’s really trying to do you harm.
“So it’s trying to capture that feeling that I was feeling–not only in the macro of our modern time, that we live in right now, but also how it plays itself in your own lived experience, and how you’re affected by it in different ways, you know? And those were the feelings and concepts that were driving me–without wanting to be polemic about it, or getting into the nitty-gritty of, well, ‘Fuck Donald Trump.’ You know what I mean? These kind of issues. There’s a lot of people’s lives are being driven by these fears and, you know, I’m no exception.”
There may be a final irony in the title of Distant Populations. Practically speaking, that’s precisely whom Quicksand recorded it for: Listeners very far away. Not a single one of these songs has ever been played live onstage. The band has dates on hold for the fall, notes Schreifels, and fingers are crossed Quicksand will be out there performing very soon. They will likely be the most memorable shows of the band’s career.
“Meanwhile,” he adds, “we’re happy at this stage of the game. We’re excited for this record. And we want people to know.”
MISSILE COMMAND
(LIVE AT VINEGAR HILL STUDIOS)
LIGHTNING FIELD
(LIVE AT VINEGAR HILL STUDIOS)
BRUSHED
(LIVE AT VINEGAR HILL STUDIOS)
COLOSSUS
(LIVE AT VINEGAR HILL STUDIOS)
BRUSHED
MISSILE COMMAND
INVERSION
QUICKSAND JAPAN TOUR 2022
メンバーからのコメント到着
11月13日公演に真空ホロウ出演決定
2018年以来4年ぶりの来日公演に真空ホロウの出演が決定しました!
QUICKSAND VOCAL Walterコメント
“パンデミックの後に、ニューアルバムを携えて日本に戻ることがでるなんて、これ以上ないほど興奮しているよ。
前回のツアーで、最新アルバム『Distant Populations』のアートワークを担当した日本人アーティスト、
俵谷哲典さんの作品を発見して以来、日本には特に親しみを感じているんだ。
日本で演奏することは僕らにとっていつも特別なことで、ライブで友人やファンのみんなに会うのが待ちきれないよ!”